株式会社Spelldata

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クロード・エルウッド・シャノン博士

特徴

このサービスは、コンテンツの情報価値・情報品質・情報構造化の質を高めて、普遍的なコンテンツの価値の向上を目指します。
SEO(Search Engine Optimization: 検索エンジン最適化)のような検索順位決定のアルゴリズムを追いかけて、検索順位の向上を目指すものではありません。
情報に関する基礎理論を基にした、本質的なコンテンツの質を改善します。

その結果として、検索順位が向上していきます。

コンテンツの品質とは

コンテンツの品質は、以下の三つの指標に分かれます。

情報の価値
情報に、受け取る側が知らない「驚き」がどれだけあるか。
情報の品質
情報の内容の客観性や新しさ、証拠などがどれだけあるか。
情報構造化
コンテンツの情報をHTMLという文書構造化言語を使って記述した際の文法的な正しさ、マークアップの適切さ。

この三つの指標を高めることで、人にも、機械にも、分かりやすい、質の高いコンテンツとなります。

情報理論 … 情報の定量的な価値

情報理論とは、情報・通信を数学的に理論化したものです。
1949年に、情報技術の父、クロード・シャノンが「A Mathematical Theory of Communication」という論文を発表しました。
1950年に「The Mathematical Theory of Communication」(邦訳「通信の数学的理論」)として書籍を出版しました。。

1949年の論文では、タイトルについている冠詞が"A"、1950年の書籍では"The"になっている点に注目して下さい。
最初、論文として発表されたときは、一つの考え方として発表されたものですが、翌年には理論として確立していることを示しています。

情報の価値とは驚きの大きさ

シャノンは、情報の価値は、驚きの大きさであるとしました。
情報を受け取る人が詳しく知っている内容であればあるほど、その情報のありがたみは小さくなります。
情報を受け取る人が知らない内容であればあるほど、その情報のありがたみは大きくなります。

つまり、情報を受け取る人が、どれだけその事柄について詳しく知っているかによって、情報の価値は相対的に変化するのです。
これをシャノンは、情報量(amount of information)と定義しました。
シャノンは、確率論をベースとして、情報の価値の測り方を定量化したのです。

読み手が知らない情報で、驚きが大きいほど、情報の価値が高いのです。

シャノンが示したコミュニケーションの問題のレベル

シャノンは、この「通信の数学的理論」の中で、コミュニケーションの問題の本質を指摘しました。

Level A
通信において、記号をどのくらい正確に伝えることができるのか(技術的問題)
Level B
送信された記号は、どのくらい正確に所望の意図を伝えることができるのか(意味的な問題)
Level C
受信された意図は、どのくらい効果的に所望する行為に影響するのか(効果の問題)

これはまさしく、現在のWebサイトが取り組んでいる問題です。
SEOでは、シャノンが示したコミュニケーションの問題は解決出来ないことを示しています。
コンテンツの情報の価値そのものを改善しなければいけません。

情報品質 … 情報の定性的な価値

情報の定性的な評価指標です。

2004年に、IAIDQ (International Association of Information and Data Quality)が設立されました。
(※ 現在は、IQ International:国際情報品質学会となっています。)
2007年に、マサチューセッツ工科大学で、MITIQ (MIT Information Quality)プログラムが開始され、毎年7月に国際シンポジウムが開催されています。

情報の質について判断する指標として、現在、暫定で10の指標が定められておいます。

情報源権威・信頼性/検証可能性(Authority/Verifiability)
その情報の出所が、信頼に足る人や機関であるか。
第三者が検証可能な情報か。
対象範囲(Scope of coverage)
主題の対象範囲についての尺度。
期間、地域や管轄、主題に関しての詳細度。
編集構成(Composition and Organization)
一貫性のある、論理的で、流れのある、特定のメッセージとして記述する能力の指標。
客観性(Objectivity)
書き手が事実を分析したり解釈したりする際に、どの程度、その書き手の偏見や意見が含まれているかの指標。
一貫性(Integrity)
モラルや倫理基準に忠実であるかどうか。
道徳上の品位が安定しているか。
扱っている内容が対象とした範囲について完全に、全体を、欠けること無く扱っているか。
包括性(Comprehensiveness)
対象範囲の大きさ
多くをカバーしている、もしくは含んでいる
包含性
包含的な考察である。 知的に包含的である。
保護手段
損失についても記述している、もしくは全体的な保護を提供している。
正当性(Validity)
その情報がどれだけの真実性を持っているのか、その度合いの正当性。
独自性(Uniqueness)
明確に、その情報の発生源だけでなく、その発生がどのように現れて、発見することができたのかについても記述されているか。
適時性(Timeliness)
発表された時点での最新時刻について記述。
再現性(Reproducibility)
文書化された手法が同じデータ・セットを使って同様の結果をもたらすことができるかどうか。

Googleが求めるコンテンツの「質」とは?

情報の価値は、情報理論によって、驚きの大きさであると理論化されています。
では、驚く内容のコンテンツであれば、疑わしい内容や、虚偽の内容を書いても良いのでしょうか?
それは違いますよね。

情報品質は、データ品質と一緒になって議論されることが多いのです。
情報は、まずは、データとして人に、機械に提供されます。
そのデータが不正確であったり、欠損があったり、偏っているものであれば、「ゴミなデータからはゴミな結果しか出ない」と言われるように、正しい情報とはなり得ません。

Googleが求める「高品質なコンテンツ」とは、読み手にとって、驚きが大きい情報の価値が大きいコンテンツであると共に、その情報が専門性が高く、証拠が積み重ねられており、信頼性が高いという事も求められています。
2014年8月に刊行された、国際情報品質学会の論文集「The Philosophy of Information Quality」にGoogleから3名が参加して論文を寄稿しています。

情報品質の指標は、Googleの検索ページ品質評価ガイドにE-A-Tとして採用されています。
EはExpertis(専門性)、AはAuthoritativeness(権威)、TはTrustworthiness(信用性)です。

情報品質の指標に照らし合わせてコンテンツの内容をチェックすることで、コンテンツの価値を高める事が可能になります。

情報構造化

コンテンツをWebページに記述する際の文書構造化言語としてのHTMLでの記述の正しさ、適切さを指します。
HTMLの文法エラーが無い事、適切なタグを使って文書をマークアップすることは、マシンリーダブル(機械が解読できる)なWebページにする上で非常に重要な事です。

Googleが、コンテンツの品質を重視すると発表してから久しく時間が経っていますが、どのようにしてコンテンツの情報品質を測るのでしょうか?

Google Knowledge Vault

情報の正しさを測るために2014年に導入されたのが、Google Knowledge Vaultです。
Googleは、2010年にセマンティック検索のMetawebを買収しました。

Metawebは、Web用にセマンティックデータを保存するためのストレージインフラストラクチャと、知識共有データベース「Freebase」を開発していた企業です。
Googleは、このMetawebの持っていた仕組みを活用して、Knowledge Vaultを構築しました。

このサービスのメリット

理論に基づくコンサルティング

SEOとは異なり、情報そのものの定量的・定性的な価値を向上させる事を目的としており、その理論は、現在のIT(情報技術)の基礎理論である、情報理論に基いています。
情報理論は、大学の情報工学の必須科目です。
Googleの評価アルゴリズムに左右されるようなものではなく、算数の加減剰余が計算の基礎であるのと同様に、情報に関する基礎理論を用いて改善します。

ノイズの除去とシグナルの先鋭化

情報として発信されたデータは、決して全ての人にとって価値ある情報になるわけではありません。
データを受け取り解釈する人の価値観、既に知っている情報、判断基準、状況によって、データが情報となるかどうかが決まります。
読み手のそれらに合致しない情報は、情報にはならず、ノイズとなります。

読み手を誰とするのか、ペルソナを定める事が重要で、対象を明確化することで、シグナル(価値ある情報)が先鋭化します。

ビジネスモデルやマーケティングとの連動性

Webサイトは、単に商品やサービスを紹介するだけではなく、ビジネスモデルに基づいた、マーケティングとの連動性が求められます。
必要に応じて、マーケティングや、ビジネスモデル自体に対する提言も行い、Webページの情報の価値とその活用をコンサルティングします。


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